2010年10月 の記事一覧

フェラガモ?そんなカモ、食べた事ない?

サルバトーレ・フェラガモ
(フェラガモ・ミュージアムから)
フェラガモといえば靴ですが
その靴作りは今も変わることなくすべて手作業で
100工程ほどを5人の職人で一日10足作られているそうです。

10足とは少ない気がしますが、細部にまでこだわって丁寧に作られているのでしょう。
ほとんど芸術品のような金細工の靴は見事な彫金が施され、ため息ものです。
魚の皮で作った靴は表面がウロコで覆われて鈍い光を放っています。

何より驚いたのは「見えない靴」です。
釣り糸で作ってあるので見えないのだそうで、そういう発想が実にユニークです。
戦争で物資が不足していた頃にはセロファンで編んだ靴を作りました。
チョコレートの包み紙を見ておもいついたそうです。

ヒールが折れたりの苦情を解決する為に考え出したのが
ウェッジソールです。
今でも沢山見ますが、彼が始めて作ったんですね。

フェラガモの名が世に広まったのはなんといっても
アメリカ映画との結びつきです。
オードリーヘップバーンのお気に入りの靴は
シンプルでいかにも仕立てのよさそうな品のある極普通のもの。

マリリンモンローのこだわりは、11cmのヒール。
人体解剖学まで学んで考え抜いた靴は、完全オーダーメイドで
さぞかし履き心地もよかったのでしょう。
その後も沢山の有名無名の人達が彼の作る靴を待ち続けました。

突然亡くなってからは、彼の妻であるワンダさんが後を引き継ぎ
その後は長男が靴部門を、次女がファッション部門を、
他にも子供たちがそれぞれ違う分野で
フェラガモという一つのブランドを創り上げています。
今は孫達の世代になっていて一族は安泰のようです。

一代で功を成す人というのは努力もさることながら
発想のユニークさ、展開力、想像力が突出しています。
そういうものすべてが 才能のうちなんでしょうね。
下世話ですが、オードリーの靴、¥61,950.-
高いと見るか、安いと見るか、はて?
スポンサーサイト